俳句の漢訳

 

屢本館で述べているが俳句を漢字に訳す時音と漢詩の伝統に則ると343で季語を入れ一箇所以上で押韻し平仄は問わないが受容しやすい型だろう。根拠は鯫生の実作其の他を見て、四字熟語が中七に粗ぴたりと嵌るからだ。坤歌と同じような型式になる。

一方でもう一つの視点、意味と日本の習わしに忠実にすると季語を入れた232が良いとも言える。此処で芭蕉を二句見てみる。

古池や蛙飛び込む水の音

荒海や佐渡に横たふ天の川

真名だけ抜き出すと以下。

古池/蛙飛込/水音

荒海/佐渡横/天川

勿論日本の用語と漢文とは異なるので適宜改める必要はあるが大筋は理解戴けるだろう。

この発想に基づいた翻案を試みると面白いかも知れない。

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